『蚕とシルクのお話 その3』
丸森町の養蚕農家・佐藤さんをはじめ、お仲間の、染織師・吉田さん、同じく石塚さん、桑茶生産者・島田さん、丸森中学校の教頭・高橋先生が、蚕の繭を「塩溶液浸漬法」により、糸の質を高めるための実験中のところへお邪魔して来ました。
宮城大学と共に実証実験中とのことで、繭の生産が終わってからの時期、
秋の終わりから春の初めにかけて繭から糸を取るまで、糸の質を劣化させずに繭のまま保存をするためだそうです。
更に、繭を煮沸してから糸を取る方法と違い、「塩溶液」に浸して置き、数ヶ月後にそのまま糸を取れる方法とのことで、
今回の実験はどのくらいの期間が経過すると糸の質を高めるために適しているかを知るための実験だそうです。
中国や日本では古来より『塩蔵』として、蚕の繭を塩漬けで保存する方法があります。
繭の中のさなぎの腐敗を防ぎながら、糸の質を守ります。
今回はメンバーの中のおふたり、養蚕農家の佐藤さんと丸森中学校の高橋教頭先生に養蚕への想いをお話しいただきました。
取材撮影にご協力いただきました皆様、ありがとうございます。
さらに、ご助言と資料画像「回転まぶし」の使用をご許可くださいました
『日本蚕糸絹業開発協同組合様 URL: http://www.j-silk.jp』にも感謝申し上げます。
日本のシルクがこれからもずっとずっと世界に愛され続けていくことを心から願っています。
ディレクター 梶原 映美 |
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オープニングアニメーション制作 仙台市立仙台工業高等学校 模型部 |
せんだいメディアテーク
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