宮城県は群馬県・福島県と並び、養蚕が盛んでした。
現在も県内で養蚕農家が桑の木と蚕を大切に育てています。
平成27年10月25日に、丸森町の斎理屋敷でシルク・フェスタとして『奥州座繰り講習会」が開催されました。
『奥州座繰り」とは東北地方特有の、蚕(かいこ)の繭(まゆ)から絹糸を取る方法です。
養蚕が盛んな頃を想像しながらの体験会に小学生のご姉弟ご一家と20代の女性が参加しました。
講師は、丸森町の養蚕農家 佐藤 靖さん
幼い頃から蚕と共に育ってきた方で、養蚕の明るい未来を担っています。
そしてもうおひとり、染織師の吉田 信子さんは仙台市のご出身ながら奄美大島に暮らし、 糸を染め、紬(つむぎ)を織っていらっしゃった方です。
個別に染織を体験できる教室も主宰しています。
http://www.yui-koubou.jp/
FB:daidokoro.yui.koubou
蚕は天の虫と表記され、繭からは絹糸やシルク繊維を私たちにもたらしてくれる「もの言わぬ静かな虫」として大切にされてきました。
養蚕と染織がこれからも日本の内外需産業として継承されていくことを願っています。
ディレクター 梶原 映美
オープニングアニメーション制作 仙台市立仙台工業高等学校 模型部
せんだいメディアテーク
TEL /
住所 / 仙台市青葉区春日町2-1
開館時間 / 午前9時から午後10時まで (各階により異なる)
休館日 / 第4木曜日・年末年始
駐車場 / あり(有料) 駐車場の詳細情報こちらから
URL / http://www.smt.city.sendai.jp/
ツイッター /